採用の自由と労働者のプライバシー

 今年9月、HIV感染を申告していなかったことを理由に内定を不当に取り消されたとして、内定者が内定先の病院を訴えた裁判で、内定者側が勝訴し話題となりました。原則、自由であるはずの企業の採用活動は、どのような場合に制約され […]

毎月勤労統計調査の不適切な取扱いとその影響

本年1月、毎月勤労統計の調査方法が不適切であったことにより、同調査を元に算定している雇用保険制度等の給付額に影響が生じている旨、厚生労働省から公表されました。その問題の概要と影響をご説明します。 1.統計調査の概要と、他 […]

固定残業代と労働時間管理について

平成30年7月19日、未払賃金請求事件で最高裁判所は、時間外労働等の対価とされていた定額手当が割増賃金ではないとした高等裁判所の判断に違法があるとして、会社の敗訴部分を破棄しました。どのような点が高裁と最高裁の判断を分け […]

雇用類似の働き方について

本年3月、厚生労働省は「雇用類似の働き方に関する検討会」報告書を公表しました。昨今、フリーランスや自営型テレワーク(クラウドソーシング等)といった、企業組織に属さない(雇用契約に依らない)「雇用」と「自営」の中間的な働き […]

働き方改革関連法案の概要

5月31日に衆議院で可決した働き方改革関連法案は、6月20日に国会会期が延長となり、今現在も成立を目指して国会審議が続けられています。 今回は、審議中の働き方改革関連法案の概要と、成立~施行となった場合の企業への影響につ […]

多様な選考・採用機会の拡大ついて

本年4月、厚生労働省は、経団連などの経済4団体に対して、多様な選考・採用機会の拡大に関する周知啓発への協力を要請しました。ここでは、要請に至った背景や、選考・採用に係る現状、展望などについて取り上げます。 ●関連する厚労 […]