テレワークに関する 取組課題と社内ルールの策定
2022年03月10日
新型コロナウイルスの感染拡大防止策と相まって、時間や場所にこだわらない柔軟な働き方の一つとして、テレワークの導入・活用が国を挙げて推進されています。しかし、いままでと異なる新たな取り組みのため、さまざまな課題を感じながら進めている企業も多いようです。
□テレワークについて、重点的に取り組んでいる課題
経団連実施の「2021年人事・労務に関するトップ・マネジメント調査」によれば、テレワークの導入・活用に向けて、重点的に取り組んでいる課題として、「社内ガイドラインやルールの策定・整備」(52.0%)が最も多く挙げられており、次点の「情報通信環境(ソフトウェア・ハードウェア)の整備」(31.6%)と比べ、20ポイント近く上回っています。
<テレワーク導入・活用に向けて、重点的に取り組んでいる課題>
(複数回答、うち上位5つを抜粋)
□テレワークに関する社内のルール作り
このような企業を支援するため、経済産業省は「テレワークに関する社内ルール作り」のガイドブックを策定しています。そのうち「テレワーク勤務に必要な社内ルールづくり検証項目チェックリスト」を参考としてご紹介します。
<テレワーク勤務に必要な社内ルールづくり検証項目チェックリスト >
前項のチェックリストの通り、業務を回すことのみならず、働くことにまつわる様々なことについての取り決めが必要になります。現場を担う従業員の意見を聴き、また自社に釣り合うルールはどのようなものなのかを検証しながら適宜改良を重ね、実態に沿ったルールの策定・確立を図りましょう。